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ChatGPTを仕事で使いこなせない|使いこなせた人と、使わなくなった人の3つの違い

最終更新日:2026-09-27

「ChatGPTを使ってみたけれど、思うような答えが返ってこない」
「周りは使いこなしているのに、自分の仕事では何に使えばいいのか分からない……」

ChatGPTを使ってみたけど、思った答えが出てこない……。わたしには向いてないのかな。

最初につまずく人は多いよ。使いこなせた人は、任せる仕事の決め方が違ったんだ。

せっかく使ってみたからこそ、「自分には向いていない」と諦めたくはないですよね。

仕事で生成AIを活用しようとした人たちの声を見ていくと、使いこなせた人と使わなくなった人の差は、ITに詳しいかどうかではありませんでした。分かれ目となったのは、AIに何を任せ、どう確かめたかです。

この記事では、その3つの違いと、学ぶ場を選ぶ前に確かめておきたいことをお伝えします。

使いこなせた人とやめた人の3つの違いの図。1 任せる仕事:使えた人は任せる仕事を1つに絞った。やめた人は使う場面が少なく効果不明。2 答えの扱い:使えた人は下書きとし自分で確かめた。やめた人は正しさが不安で利用を減らした。3 会社のルール:使えた人は利用できる範囲を確かめた。やめた人は職場の規定が曖昧で使わず。
使いこなせた人とやめた人の3つの違い
目次
  1. まず知っておきたい:最初はうまくいかない人が多い
  2. 違い1:任せる仕事を1つに決めたか
  3. 違い2:答えをそのまま使わず、下書きとして扱ったか
  4. 違い3:会社で使ってよい範囲を確かめたか
  5. 使いこなせた人と、使わなくなった人の違い
  6. 【1分セルフチェック】学ぶ前に
  7. まとめ:任せる仕事を決め、最後は自分で確かめる

まず知っておきたい:最初はうまくいかない人が多い

最初から思いどおりに使えた人は、決して多くありません。

ある物流業界で働く非エンジニアは、表計算シートを修正しようとChatGPTに相談したものの、うまくいきませんでした。

「何度相談しても、思っていた結果にはなりません。」

— 物流業界で働く非エンジニアの人(Qiita)

ところがこの人は、そこから少しずつ使い方を覚え、1年半後には社内ツールを自作するまでになっています。

「スプレッドシートやGoogle Apps Script(GAS)を使った業務改善を行い、SlackやGmail、APIと連携した社内ツールを作るようになりました。」

— 物流業界で働く人の1年半後(Qiita)

また、会社の研修を受けた40代の会社員も、受講を始めてからしばらくはうまく使えず、AIが出した誤った情報を会議資料に入れて指摘されたと振り返っています。

最初につまずくのは珍しいことではありません。つまずいた後に使い方を変えられたかどうかで、その後の結果が分かれています。

違い1:任せる仕事を1つに決めたか

1つ目の違いは、AIに任せる仕事を具体的に決めたかどうかです。

使いこなせた人は、「何でも聞く」のではなく、議事録の作成や企画書の下書きといった、決まった業務から使い始めていました。

「これまで1時間かかっていた議事録作成が、30分で終わる。」

— 社内研修を受けた40代の会社員(note)

この人は、仕事と直接関係のない小さな質問から試し、議事録の整理、メールの下書き、資料の構成案へと、使う場面を少しずつ広げていきました。

「企画書の素案作成について。20分程度で作成できました。」

— DX推進部で働く人(Qiita)

この人も、根拠となる資料の確認や費用の見積もりは自分で調べ、レイアウトも手作業で整えています。AIに任せたのは、あくまで素案づくりだけです。

一方で、使う機会が少なく、効果を確かめられなかった人もいます。メールの下書きに1週間使ってみた人は、想定していた種類のメールを書く機会があまりなく、比較できる数字は取れなかったと振り返っています。

「今回、十分な数字を取れなかったことも含めて、これが1週間使ってみた結果です。」

— メールで1週間試した50代の会社員(note)

「とりあえず使ってみる」だけでは、効果が見えにくくなります。毎週くり返している業務を1つ選び、そこで試すと、役に立ったかどうかを判断しやすくなります。

違い2:答えをそのまま使わず、下書きとして扱ったか

2つ目の違いは、AIの答えを完成品ではなく、下書きとして扱ったかどうかです。

使いこなせた人は、最後の判断を自分で行っていました。

「私は、まず自分で簡単な文章を書き、その後ChatGPTに添削してもらうようにしています。」

— 30代の会社員(note)

この人は、AIが仕事を完全に代行してくれるわけではないとしつつも、考える時間や調べる時間を減らせたと述べています。

また、会社の生成AI研修を受けたある人は、AIに役割や条件を具体的に伝える指示の出し方を実務で試しました。修正が必要な回答もあったものの、Excelの関数やマクロを初めて作成できたといいます。

「研修受講後に実際に生成AIを業務で活用してみたところ、実感としてはかなり効果がありました。」

— 会社の生成AI研修を受けた人(Zenn)

反対に、答えの正確さが気になり、使う場面を限定していった人もいます。1か月間試したある人は、メールやメモの要約には使い続けたものの、調べものの一部はGoogle検索に戻しました。

「結局、調べもの系の一部はGoogle検索に戻した。」

— 1か月試したエンジニア歴10年以上の人(note)

AIの答えは、もっともらしく見えても間違っていることがあります。自分で正誤を確かめられる業務から任せ、最後は自分の目で確認する人ほど、継続して使いこなしています。

違い3:会社で使ってよい範囲を確かめたか

3つ目の違いは、会社のルールを確かめたうえで利用したかどうかです。

職場で生成AIの利用が進まず、手が止まってしまう人は少なくありません。会社でツールが導入されたものの、情報の扱いや責任の所在がはっきりせず、便利だと知っていても職場では使っていないと語る会社員もいました。

一方で、利用禁止の状態から工夫して道を切り拓いた人もいます。営業企画を担当する人の会社では、次のような通達が出されました。

「生成AIの業務利用は、当面禁止とする。判断時期は別途通知する。」

— 営業企画の人(note)

この人は社内ルールを読み込み、情報システム部門に確認したうえで、禁止対象に含まれていなかった画像生成で実績を作りました。3か月後には上司へ活用法を提案し、その後の部門横断的な試験導入へとつなげています。

また、ルールを知らずに使ってしまい、後から気づいた人もいます。

「情シス担当者からのレクチャーで初めて「シャドーAI」という言葉を聞いた。」

— 企画書やSNS投稿を作る人(note)

この人は説明を受けた後、個人情報を入力しないことや、生成された内容を自分で確かめるといった、自分なりのルールを作って運用しています。

職場で使えないと感じたときは、まず使ってよいツールと、入力してはいけない情報を確認することから始めましょう。認められた範囲内で小さく結果を出すことが、活用できる場面を広げる近道になります。

無料相談で確かめる3つのことの図。1 自分の仕事に合わせた練習。2 生成された答えを確かめる方法。3 会社のルールに沿った使い方。任せる仕事を1つ決めて学ぶ。
無料相談で確かめる3つのこと

使いこなせた人と、使わなくなった人の違い

使いこなせた人 使わなくなった人
任せる仕事 議事録や企画書の下書きなど1つに決めた 使う場面が少なく、効果を確かめられなかった
答えの扱い 下書きとして使い、最後は自分で確かめた 答えの正しさが気になり、使う場面を減らした
会社のルール 使ってよい範囲を確かめ、小さく結果を出した ルールがはっきりせず、職場では使わなかった

【1分セルフチェック】学ぶ前に

分からない項目があれば、スクールの無料相談で次のように質問してみてください。

  1. 「自分の仕事(議事録やメールなど)に合わせた使い方を、教えていただけますか?」 一般的な操作だけでなく、自分の実務に当てはめて練習できるかを確かめます。
  2. 「AIの答えが正しいかどうかを確かめる方法も、学べますか?」 答えを下書きとして適切に扱う力が身につくかを確かめます。
  3. 「会社で使えるツールが限られている場合でも、学んだことを活かせますか?」 職場のルールの範囲内で活用できる内容かを確かめます。

生成AIを学べるスクールについては、こちらにまとめています。

まずは毎週やっている仕事を1つ選んで、AIに下書きを頼んでみよう。会社のルールも確かめておく!

まとめ:任せる仕事を決め、最後は自分で確かめる

仕事で生成AIを使いこなせた人は、任せる業務を1つに絞り、答えを下書きとして扱い、職場で使ってよい範囲をきちんと確認していました。

最初からうまくいかなくても心配はいりません。まずは毎週くり返している業務を1つ選び、そこから試してみてください。

掲載している体験談は、note、Qiita、Zennに本人が投稿した内容です(2026年9月時点)。年代や職業、かかった時間は、投稿された当時の本人の記載に基づいています。

出典
  1. 物流業界で働く非エンジニアの人(Qiita):https://qiita.com/199338miya/items/7521cdfc6041d2707941
  2. 物流業界で働く人の1年半後(Qiita):https://qiita.com/199338miya/items/1cdbba93d4fe48278291
  3. 社内研修を受けた40代の会社員(note):https://note.com/ai_skill_labo/n/ncdb757980e2e
  4. DX推進部で働く人(Qiita):https://qiita.com/opa11111/items/6b8480879afdc3249f8b
  5. メールで1週間試した50代の会社員(note):https://note.com/otona_aisan/n/n07b4ad14b3f3
  6. 30代の会社員(note):https://note.com/tomapapa365/n/ne0c58c66431b
  7. 会社の生成AI研修を受けた人(Zenn):https://zenn.dev/mithuami/articles/1e9046c699c31a
  8. 1か月試したエンジニア歴10年以上の人(note):https://note.com/tecmah/n/n8b8337d06407
  9. 職場では使っていない会社員(note):https://note.com/yasuojiwriter/n/n19e5e9376978
  10. 営業企画の人(note):https://note.com/quiet_kudu3599/n/n92ea32f61c63
  11. 企画書やSNS投稿を作る人(note):https://note.com/gon_jinsei/n/n4ad98fcbcc3b